ゲームレビュー:「バイオハザード5」
(このレビューを書いている時点でまだ最後までクリアしてません) 私はこれまでのバイオハザードシリーズを全てプレイしたわけではありません。だからかも知れませんが今回の5の変貌ぶりにびっくりしました。 それはグラフィックとかムービーの向上などではなく、ゲームそのものが余りにも変質していたからです。 これまでは閉鎖的な空間を鍵を求めて行ったり来たりの間にゾンビが襲って来るってゲームだったと思いますが、今回のは面クリアクション。殆ど順路はまっすぐでドアからドアまで行くの繰り返し。ゲーセンに置いてあるシューティングゲームの様な感覚です。 また私を萎えさせたのが面セレクトの存在。これまでにクリアした「面」をもう一回出来るのですが...これがいわゆるカネ稼ぎと言う「作業」を強要するシステムになってしまっています。これまではもうどうしようもない状況に追い込まれ、常に弾不足の状態の緊張状態で進んでいくものだったのですが、今作では(どう考えても)この弾稼ぎ作業を踏んでからでないと進めないし、それが出来る様になっている。やばくなったら以前に済んだ面をやり直して弾満タンで次に...って...う?ん 2人協力プレイもまさにゲーセン感覚。それはそれで面白いんですけどね。「サバイバルホラー」ではなくなった気がします。 ??? まあ悪評ばかりですがバイオハザードのシリーズとは別物と考えるとアクションとして面白いのは事実です。流れもスムーズだし迫力がスゴイ。