試験で適性がわかるわけがない
例の大津いじめ自殺問題で、学校や教師、教育委員会のあり方が取り沙汰されています。 実際、教員(教師)になるにはどうしたらいいか?をご存知でしょうか。ご存知の通り公立学校の教員は「地方公務員」ですので、公務員試験を受ける事になりますが、その為に「教員免許」が必要です。但し私立は公務員じゃないのでこの限りではないですが。また、「教員」ではなく「講師」だと条件は異なります。 教員免許…実は私も持っています。中学校の理科と高校の理科。免許の為の試験と言うのもありますが、大多数が学校で「教職課程」を取った人です。 教職課程のある大学などで、規定の学科の単位を取れば免許をくれます。ちなみにその単位に「教育実習」もあります。 私の場合、卒業に必要な単位を取って行って、教育実習と道徳教育の単位さえ取れば免許も貰えると言う状態だったので、教師になる気はなかったのですが単位=免許だけ取った形ですね。 それに、正直、教員採用試験に受かる自信はなかった。公務員試験を受けると言う事は他の就職活動が後手になるし、教員採用数は欠員の数だけなので倍率は結構なもんですし。 ただ…父が校長先生だったので、もし私が教師を目指していたら、まぁ「○○先生の息子」って事で特別扱いを受けていたかも知れません。教師にかぎらず、「コネ」はあります。しょうがない事ですけど。そんなコネで先生が選ばれているとしたら… 誰それの息子 誰それの知り合い…過去の血統で人を評するのは悲しいですね。それに試験の成績がよい先生が適正の高い人と言えるかどうか。