祖母の葬式 その3

火曜日 14:30 寝台車で移動。その前にレンタルしていた介護用品(トイレ、ベッド等)を返却 16:00 枕直しの儀式。枕元に線香を備えて、ここから火を絶やさない様にする 18:00 通夜。お経のCDで拝む。喪主はこの時点で喪服。自治会3名が挨拶に来た 19:00 献花、盛りかご等の発注締め切り 叔母一族の代表(ガキとボケ老人を除くまともに話が出来る相手が叔母の娘つまり従兄弟)に葬儀費用について話をする。 俺「今回の葬儀に掛かる費用なんですけど」 従兄弟「はいはい」(ニコニコ) 俺「取り敢えず、私が精算しておきますので」 従兄弟「はいはい」(ニコニコ) 俺「費用の明細は後日まとめてお教えしますので」 従兄弟「はい?」(ニコニコ) 俺「最終的に、おばぁちゃんが持っていたお金からの負担とすると言う事で。。」 従兄弟「えぇ?」(息を飲む) 従兄弟「母と相談して来ますので。。。」 従兄弟「(家族それぞれ)香典持って来ると思うけど。。。」 俺「いやそれは辞退と言う事で。家族葬として、内々でだけやっているわけですから。。。」 従兄弟「あぁそう。。。」 つまりだ。叔母の一族は香典を俺に出す事で、今回の葬儀の主催は俺の一族だから、費用は俺に出させるつもりで、費用の一部として香典を用意していたわけね。クズですね(苦笑) 結局祖母の持っていたお金から葬儀費用を負担すると言う事で納得させたがこの後の相続協議の方向性が見えて来た感じはするな。 通夜の夜はこの後何もない。ただ線香の火の番が必要なので誰かはいなければならない。 喪主である拙は帰宅して挨拶文を練る。 水曜日 8:30 会場へ。 9:00 納棺。布団から棺に移して供え物を入れる。 9:40 受付開始。家族葬だし、新聞にも掲載していないので知っている他人は少ないが、介護関係のヘルパーが参列した場合に備えて。また細々した手順の最終確認。座る席、焼香の順番、誰が位牌を持つかと言った「喪主が決めること」が非常に細かくて多い 10:00 坊さん(導師)到着。喪主は控室に行って挨拶と布施を出す。その際に戒名を貰う。 10:30 本葬開始 11:30 出棺。その際に喪主挨拶。霊柩車とバスで火葬場へ移動。火葬にも手順があるので言われるまま進める。 12:40 遺骨を骨壷に入れる儀式。バスで帰る 13:30 初七日法要。その後で食事(精進落し)。 15:00 食事食い終わる頃に声かけて終了。 自宅に戻って位牌、遺影、骨壷を祭壇へ。貰ってきた花を飾る。 この後は四十九日法要までにやることってのが結構多いからそれらを纏めて間に合う様に処理する事になる。 しかし疲れた。喪主は兎に角細かい事を全部決定しなければならないのが大変。四十九日しかないわけだから忙しいのはこれからだが、兎に角休みたい。 葬式の当日夜18:30 上司から電話。「明日から出社しろ」

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