成年後見申し立て
お金はかかりますが。。。これは仕方がないと覚悟して行動に出ることにしました。 私には祖母がいますが流石に高齢で、認知症が進んできました。 父が亡くなってからは嫁いだ父の姉(私からすると叔母)が祖母の通帳、印鑑を持っています。が、介護をしているわけではなく、一人暮らしの祖母にヘルパーを派遣させているだけです。費用は祖母持ちって事です。 が、祖母の元に届いた固定資産税の通知書を見ると内容がおかしい。父が管理していた頃と食い違っている。おかしいと思って登記を調べると、祖母の持っている土地が既に売られていたんです。住んでいる場所の隣なんですが、車を止めるスペースとして使っていた部分。もし建物が建つと日当たり最悪で生活環境は悪くなるでしょう。 認知症の祖母に土地の売買契約が出来るわけもなく、実印を持っているのは叔母ですから、誰がやったかは明白。 祖母に聞いてみると、そんな覚えはないと言う。疑惑が深まったので祖母の了解を取った上で預金がどうなっているか調査した所、祖母が持っていたお金の殆どがなくなっている事がわかりました。定期預金も解約され、そのお金が何処に行ったのかわからない。。。 元々叔母は私が送った父(彼女の弟)の法事の招待状に対して、「法事に行くのも時間もお金もかかるんだから。。。」と施主である私に堂々と言ってのけ、「これが○○(彼女の地元)の常識よ」と意味不明の説明をするような方なので、説得しても無駄だと思っています。売買契約の事を秘密にするくらいですから、問いただしても居直るだけでしょう。 そこで弁護士と相談の上、家庭裁判所に成年後見の申し立てを行いました。これは私一人の権利として出来るので、叔母が反対しようが実印を持っていようが何をしようが無関係です。 これは認知症の祖母に代理人を選任して貰う制度で、後見人がつけば祖母が行う契約行為は全て後見人の了承が必要になります。契約行為と言うのは銀行からお金を引き出す行為も含まれます。またこの場合、叔母が後見人になる事は出来ません。(私が推薦するわけがないから) そうなると祖母が今住んでいる家と土地を売る様な事は裁判所の許可が必要になりますので、彼女の生活は守られます。認知症の祖母を施設に入れさせ、土地も家も全部売ってしまって金に変え、そして金を自分の懐に。。。そんな事はさせません。 この後、裁判所から推定相続人である叔母に、私からこんな申し立てがあったがそれについて賛成か?反対か?との問い合わせが行くそうです。あくまでも意見を聞くわけで、許可が必要なわけではありません。 多分私の所に怒鳴りこんで来るでしょうけど、祖母にとってなんらマイナスにならないどころか悪徳商法等からも守られる(祖母がサインしても、後見人はそれを無効化出来る)わけですから、表向きには反対出来ないわけで。。。さてさてどうなることやら