建築計画始動 その5

基礎部分はコンクリートなので固まるのに時間がかかりますが、それが出来たら後はガレージの部品を組み立てるだけなので業者が1日で全部終わらせました。 後はコンクリートで床を舗装するだけ。。。なのですがそのタイミングで雨が降りました。屋根もあるので問題ないはずですが、ここで事件が。 朝になって中の様子を見るとなんと雨漏りしてます。柱が立っている基礎のコンクリートが水浸し。ガレージの外は濡れて当然ですが内側が濡れたらダメでしょう。天井や壁は異常が見当たらないので、多分基礎の上に被せた水切り版と呼ばれるプレートの繋ぎ目から漏水している。と言う事は上から水が落ちてくる訳だから基礎の中と外に防水シールを塗ったとしてもダメ。 組み立て手順書を見たけど柱をどけてシールを塗り直すとなると少なくともガレージ全体の半分は屋根も含めてバラさないと無理。すると今度は屋根のシールもやり直し。納品される前から中古品と言う事に。しかしこれは組み立てた業者の責任なのでやり直しさせる。 写真を撮って業者に見せ、話にならないから建て直せと言ったら社長が跳んできた。色んな言い訳を並び立てていたが、その目の前で更に別の箇所からも雨漏り。柱の下と基礎の間からの雨漏りですから、全部撤去するしかないと思いますが。。。 すると今度は下請けの業者の担当がやって来て、基礎の外側と内側に防水シールを塗ると言ういわゆる補修で済ませたいと言って来た。向こうの言い分は、基礎コンクリートとその上の鉄部分に隙間があって、そこから雨が入って来ると。いやいやそうならない様に水切り版があるのだから、水が下から上に流れないとそうはならないはずなのに、水が跳ねたとかコンクリートが水を吸って下から上に流れたとか意味不明。取り敢えず外側だけコンクリートを上塗りさせる事にしました。もしそれで雨漏りしたら建て直し。 この対応にブチ切れたので、ガレージそのもののメーカーの相談窓口に写真を送って聞いてみた所、翌日に回答がありました。 ・写真を見た範囲では基礎の高さが十分あるので雨水の跳ね返りによる侵入とは考えにくく、水切り板の防水シールが出来ていない可能性が最も高い ・外側ではなく内側をシールしないともっと悪化するのではないか 外側と内側の両方を塞ぐと確かに雨漏りはなくなるが、あくまでも見えなくなるだけでガレージを支えているアンカーボルトは常に水浸しの状態になる。しかも業者はあくまでも外からの浸水でありアンカーボルトのシールは出来ていると言い切っているから、内側のシールはするなと拙が言いました。外側のコンクリートを上塗りして雨漏りが止まればよし。止まらなければ業者の主張が根底から否定されるわけですから建て直し。業者にとっては結構な損害額になるでしょうが発注したこっちが我慢させられる謂れはこれっぽっちもない。

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